当院の治療への取り組み

作業療法

個々の残存機能維持にあった楽しい活動をプログラムに沿って提供しています。

SST

“Social Skills Training”の略で、「社会生活技能訓練」や「生活技能訓練」などと呼ばれています。
SSTは認知行動療法の1つに位置づけられる新しい支援方法で、対人関係を中心とする社会生活技能のほか、服薬自己管理・症状自己管理などの疾病の自己管理技能に関わる日常生活技能を高める方法が開発されています。

入院精神療法

入院中の統合失調症、躁うつ病、神経症、中毒性精神障害(アルコール依存症等をいう)、心因反応、児童・思春期精神疾患、人格障害又は精神症状を伴う脳器質性障害等の患者に対して、一定の治療計画に基づいて精神面から効果のある心理的影響を与えることにより、対象精神疾患に起因する不安や葛藤を除去し、情緒の改善を図り洞察へと導く治療方法です。

薬物療法

大脳を主とした中枢神経系に作用する向精神薬を使用し、精神疾患の症状を改善することを目的とします。
抗精神病薬は統合失調症に対して用いられ、脳内のドーパミンを中心とした神経伝達物質が過剰に働いているのを抑制。 幻覚や妄想、精神運動興奮に対して効果があります。
うつ病に用いられる抗うつ薬は、気分や気力に関係している脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン)の機能を活性化させる作用があり、憂うつ感の解消、不安軽減、意欲回復の効果があります。

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